クアラルンプール国際空港のKLIA2(ターミナル2)のカプセル・トランジット(CapsuleTransit)を利用してきましたのでレビューします。
クアラルンプール国際空港でトランジットの為微妙な時間が空いてしまうといった場合は非常に便利に利用する事が出来るカプセルホテルかと思います。
特にSFC修行で利用される路線で、格安な航空券を選ぶとどうしてもクアラルンプールには夜間に到着といった旅程となってしまいます。
夜間に到着し翌朝出発の微妙な時間をどう過ごすか?空港ベンチで寝るも良しですが、マレーシアの物価から普通にリーズナブルなカプセルホテルが更にリーズナブルに利用できるのです。
実際に利用してみるとシャワーは使えるし、ベットで仮眠も出来、修行僧の疲れ切った体には天国の様な空間でした。
現地では疲れ切っていましたので写真は少ないですが、詳しくご紹介しますので、是非参考にして頂ければと思います。
目次
クアラルンプール空港内のカプセルトランジットの場所
カプセルトランジットはクアラルンプール国際空港のKLIA2(ターミナル2)に位置しています。
メインターミナルからは無料のシャトルバスがありますのでそれを利用し、KLIA2の赤囲いの場所に到着します。
ターミナル内に入って左奥に歩いていくと見えてきますのでKLIA2に来てからは簡単です。
KLIA2に着いてからは迷う事はありませんが、ここに来るまでが大変なのです。
メインターミナルからKLIA2への無料シャトルバス乗り場
日本航空、全日空やマレーシア航空、などフルサービスの航空会社が離発着するのはメインターミナルのサテライトですからメインターミナルKLIAからKLIA2(ターミナル2)に移動する必要が出てくるわけですね。
クアラルンプール国際空港は日本人の黒川紀章氏の設計で離発着のサテライトビルとメインビルが自動運転のエアロトレインで結ばれています。
サテライトビルに到着しエアロトレインで入国審査があるメインビルに移動することになります。
入国審査、関税とクリアしましたらエレベーター等でLevel1の一階まで降りてKLIA2行きの無料シャトルバスに乗ります。
Level2の二回からもシャトルバスが出ていますので間違えないようにしてください。2Fは有料のバスになります。
一階の3番出口から出て横断歩道を渡ったところが無料シャトルバスの停留所になっています。
なんだか近代的でかっこ良さそうな説明を致しましたが、慣れないと正直迷子になってしまいます。
私がメインターミナルのサテライトに到着してから、急いでいたわけではないですが、カプセルトランジットに到着するのに2時間程かかり、軽い迷子になっていました。
帰りに同様のルートでKLIA2からクアラルンプール国際空港メインターミナルまで30分以下で移動する事が出来ましたので、所要時間として30分と考えておけば間違いないでしょう。
クアラルンプール国際空港離発着サテライトからクアラルンプール国際空港ターミナル2(KLIA2)カプセルトランジットホテルの移動方法を順番にまとめますので参考にして頂ければと思います。
- STEP.01
- 離発着サテライトからメインターミナルへ
- 離発着サテライトと入国審査や関税があるメインターミナルはエアロトレイン(自動運転の電車)で連絡されていますので、到着後はエアロトレイン乗り場に向かいメインターミナルへ移動します。
- メインターミナルまでの所要時間(15分程度)
- STEP.02
- 入国審査及び関税とバゲッジクライム
- メインターミナルへ到着しましたら入国審査、関税、手荷物受取所への案内通りに進み必要な手続きを済ませましょう。
- 所要時間は混雑の状況にもより異なりますが、夜間11時頃は待ち時間はありませんでした。
- STEP.03
- クアラルンプール国際空港メインターミナルLevel1へ移動
- 入国審査、関税、手荷物受取が終わりましたら1階(Level1)にエレベーター等で移動します。3番出口を出て横断歩道を渡った中央の分離帯がKLIA2行の無料シャトルバス停留所です。
- バスは1時間に4本程度あり、待ち時間はそれほどありません。
-
- STEP.04
- クアラルンプール国際空港ターミナル2(KLIA2)到着
- 約バスには10分程度乗りクアラルンプール国際空港のターミナル2(KLIA2)に到着出来ます。
- A10の停留所に到着しますのでターミナル内に入り左奥へ進むとカプセルトランジットホテルが見えてきますので到着です。
- すべての工程で入国審査の待ちが無ければ30分程度と考えておくと目安になるかもしれません。
KLIA2カプセルトランジットホテルの料金
なんといってもカプセルホテルですから、通常のホテルよりも料金はリーズナブルな設定になっています。
料金形態は主に以下の基準で決定されています。
宿泊料金基準
カプセルトランジットホテルの滞在時間
ベッドサイズ
宿泊日
通常のホテルのように1泊単位の料金設定ではないところがポイントです。
ベッドサイズや宿泊日は通常のホテルでも料金設定の基準となっています。
順番に詳しくお伝えしていきますね。
カプセルトランジットホテルの料金は滞在時間設定がある
クアラルンプール国際空港KLIA2のカプセルトランジットホテルの料金は滞在時間による区分があります。
12時間と6時間を比較すると料金は半分になるのかと言えばそうではありません。
SINGLE CAPSULEを例にお伝えしますと
3H:RM 101.89
6H:RM 111.32
12H:RM 120.75
長時間ほどコスパが良い設定になっています。
マレーシアの通貨RM(リンギット)は2019年大凡26円と換算できます。12Hでも約3,140円とリーズナブルな価格です。
カプセルトランジットホテルのベッドサイズによる料金の違い
クアラルンプール国際空港KLIA2のカプセルトランジットホテルはベッドサイズによる料金の違いもあります。
ベッドサイズは大凡以下の様に区分されています。
SINGLE CAPSULE
SINGLE CAPSULE
私が実際に利用したのはこちらのタイプです。ロールカーテンで足元から出入りできるタイプの男女兼用のカプセルです。
料金 RM 120.75
日本円約3,140円
QUEEN CAPSULE
カプセルトランジットホテルクイーン
2人で利用するもよし、一人ならゆったりと過ごせそうです。それでもこのリーズナブルな料金にはビックリですね。
料金 RM 243.40
日本円約6,328円
PRIVATE CAPSULE SUITE
PRIVATE CAPSULE SUITE
3人での利用が可能です。
料金 RM 271.70
日本円約7,042円
私が実際に利用したのは6時間程度ですが、万が一の為に旅程の余裕をみて12時間で予約をとりました。
日本からクアラルンプールまでは7時間ほどのフライトで座ってるだけですが、疲労困憊となりその状態でのカプセルホテルはまるで天国です。
クアラルンプール国際空港内のゴールデンラウンジを利用できる航空券でしたが、3,000円程度の料金でカプセルホテルでゆっくりと仮眠できるので私はラウンジよりこちらを選んで正解だったと感じています。
宿泊日による料金の違い
大体の宿泊施設では休日祝日の宿泊や、年末年始などはホテルの宿泊料金が高くなってしまいます。
クアラルンプール国際空港KLIA2のカプセルトランジットホテルはどのような仕組みになっているのかを出来る範囲で調査しました。すべての日を調査すことは難しかったのですが、大体の仕組みは理解出来ましたのでお伝えしておきます。
休日などで料金の変化はありませんでした。年末年始も含みます。
予約時に宿泊日まで1ヵ月以上先の場合は8%程度設定料金が安くなっています。複雑な計算式が他にありそうですが、概ね8%程度です。
シングルですと日本円で3,000円を切る料金になりそうです。
激安ですよね。
予約先でも少々前後するかと思いますので、大凡3,000円~4,000円程度を考えておけば間違いないでしょう。
KLIA2カプセルトランジットホテルのサービスや設備
プライベートな空間でしかもベットで仮眠出来、3,000円程度!この時点で私はカプセルトランジットホテルの利用を決定して予約していましたが、カプセルトランジットホテルの設備には十分な装備が揃って、シャワールームが完備されているのです。
7時間以上のフライトでの変な汗を奇麗さっぱり流すことが出来るのです!次便にリフレッシュして乗ることが出来ました。
写真は疲れ切っていましたので撮ることが出来ず、こちらの画像拝借しました。少し古いようですが2019年9月現在はもう少しグレードアップしていました。
シャンプーやトリートメントにBODYシャンプーも完備です!
チェックイン時にはこちらのバッグとカードキーが渡され、バッグの中にはミネラルウォーター、バスタオル1枚、タオル1枚、ビーチサンダルが入っています。
シャワーの際はビーチサンダルに、タオル類もありますので事前準備の必要はありません。
その他にもこちらの写真のようなフリースペースもありましたので、時間に余裕があるなら有効に活用出来そうです。
クアラルンプール国際空港KLIA2カプセルトランジットホテルまとめ
当初はゴールデンラウンジで過ごす予定を組み立てていましたが、何度かSFC修行での経験から想像以上に疲れる事が判明し(正に修行)今回は1日の疲れはその日のうちに癒したいと考えカプセルホテルを予約しました。
初めてのカプセルホテルでしたが、結果的には大正解でした。
乗り継ぎなどで微妙な時間が空いてしまうなら、ラウンジも良いかと思いますがカプセルホテルは天国です。
カプセルホテル空港KLIA2のカプセルトランジットホテルの更に詳しい情報は以下のページからご覧になることが出来ます。